2025.03.01 3月1日(土)。 3月1日(土) 鳥に詳しいTさんのアドバイスの元、鳥の餌場を庭の紅葉の木に吊るしました。今日はお客さんが多くて鳥は来なかったけど、いつか作業しながら小鳥を眺めて癒されたいです。 今日はほんとにたくさんの方がお雛様や器を見に来てくださいました。 日野が大好きで、ことあるごとに来られるという方がおられて、思わず日野の良さって何ですかと根掘り葉掘り聞いてしまった。悩みつつも答えてくださったのが、綿向山があって町並みが綺麗で人が良いということでした。 最近、日野の文化財や日野商人のことにまつわるフォーラムに続けて参加させてもらっていて、惹かれる町ってどういうものなのか考えています。 ある友人は、三重の九鬼町というところが好きで何度も訪れている。私も連れて行ってもらったことがあるけど、なんということはない人々の日々の営みの気配と過去の記憶が感じられる素敵な場所でした。 若い頃は、体験してることがわかりやすい施設や催し(美術館とか花火を見るとか買い物をするなど)だけしか見えてなかったけど、そこに向かう道中の風景が過去の記憶を引き寄せてくれたり、一緒にいる人とそれを元に深い話ができたり。 町並みを保存するという活動をされている方がいることも、この数年知りました。みんなが便利なように(勝手に)道ができたり建物ができるという認識しかなかった。風景としての町に誰かの眼差しが注がれてるなんて気にしたことがなかった。 先日参加した文化財×X 日野町文化財保存活用地域計画完成記念フォーラムのワークショップでは、日野の伝統料理を継承する会の方々や日野祭曳山囃子方交流会の方々と同席させていただき熱い熱いお話を聞いた。みなさんが文化財保存の担い手さんだった。 私は私の立ち位置で何ができるのか。(とりあえず今年の日野祭りは清水町の山のお手伝いにいって、そのあとふるさと館の皿洗いのお手伝いに行くことに) 会の終わりに安田先生(教育長)が、「町中まるごと博物館 町民みんなが学芸員」という標語?どこかから引用されたらしい言葉をおっしゃって、私も日野町の「学芸員」になれるように頑張ろうと思ったのでした。 明日もきっとたくさんの方がひなまつり紀行に来られると思います。 明日はラーメンじゃなくて、伸びない食べ物をお昼に買って店番をしようと思います。 Tweet Share RSS ももの節句展。 盆梅展。