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7月15日(月)、信楽の店舗閉店いたしました。

2024年7月15日(月祝)
クレイスタジオくり、信楽町長野での10年9ヶ月と14日の営業を終了いたしました。
そして、父が2000年7月15日に勅旨に初代CLAY STUDIO くりをオープンして丸24年が経ちました。

これまで信楽の地で可愛がってくださった全ての方へ、お礼申し上げます。
本当にありがとうございました。

24年目のこの日を信楽最後の日にしたのは、いろんなタイミング(採択された補助金のスケジュールなど現実的な縛りが主)に導かれてのことなのですが、そして6月末の土日から17日間休まず信楽に通うのも結構ハードだったのですが、結果とても良い日々となりました。私の人生のトップ10くらいに入る素敵な記憶になるのでは。

掘り出しもの市の引き寄せがすごかった前半の日々は、毎日ひとり陶器市やってる気分で、来てくださった方々の記憶もおぼろ。インスタで見て来ましたという初めての方もほんとに多くて、嬉しかったです。
後半にはセール品も底を尽き、お客さんも落ち着き、それでも連日訪ねてくださる方がいて、楽しくお話をさせていただきました。
来てくださる方が冷たい飲み物やアイスを差し入れてくださって、お昼を食べ損ねた日に、何度それらに助けられたことか🙏

合間には店のご近所さんたちとお喋り。風景の一部になっていたうちの店のことを、みなさん気にかけてくださっていた。台車を積むのを手伝っていただいたり、お餞別いただいたり。
そしてこれまでずっと見守ってくださった大家さん一家には感謝しかありません。
知らずに囲まれていた、周りの人たちの優しさをひしひしと感じる日々でした。
ありがとうが言い足りない。

日野から信楽に通う日々が当たり前すぎて、通う場所が無くなることがまだピンときません。
42年の人生の約3分の1は信楽で過ごしたことになる。
この先も信楽は第二の故郷のようにずっと大事な場所です。
土や原料も買いに行くし最後じゃないし、寂しがりすぎるのも悲しいし。

とはいえ、クレイスタジオくりの節目の日です。心に刻みます。

店の品物は日野に持ち帰り、これから移転オープンに向けて準備を進めます。
新しい店の店内のペンキ塗りと、新店舗で販売する品物の制作焼成と、少しの休暇。8月はそんな感じです。
今ある在庫はかなり偏りありで、全体的に少なくなってしまいましたが、お問い合わせいただければ在庫のご紹介も承りますのでご連絡くださいませ。(認知度低ですが、LINE公式アカウントというものがあります。プロフィール画面のリンクへ🔗)
そのうち蚊やりも仕上がってくるので、数個だけですがオンラインショップで販売すると思います。

先月作った品たちを今週窯焚きして、土曜日に火まつりの松明奉納して、広島の筒小屋さんへ発送。7月後半もやることは盛りだくさんです。
バテないように頑張る。
日野の店オープンのお知らせをどうぞお待ちくださいませ。

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